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「TALE 15 誓いのキス」のあの謎について

 のんびり構えていたら、TALE 16掲載予定のヤンジャン発売予定日が明日に迫っています…いつものことですね(汗)。

 とみーさんからのコメントでご指摘頂いていた「謎」について、きっとTALE 16か17あたりで説明があるとは思うのですが、その前に自分なりの考察をしてみたいと思います。この先はネタバレになりますので、未読の方はご注意下さい。




















 TALE 15の「謎」とは、「翠星石が蒼星石の契約の指輪を持っていたこと」です。この可能性について、十分な伏線が張られていなければ、せっかくのどんでん返しがただのご都合主義に転落してしまうんですよね(汗)。

 でも大丈夫です♪ まずはTALE 11「対決」の最後のコマにご注目下さい。ヤンジャン版「ローゼンメイテン」で翠星石が初めて登場する場面です。
翠星石「ちょっと…いえ かなり遅刻ぶちかましましたけれど 待ってるですよ 真紅ぅぅ────!!」
(TALE 11「対決」より)
 ここで「ちょっと」を「かなり」と言い直したことについて、私はずっと違和感を引きずっていたのです。翠星石が真紅のピンチに遅刻したとしても、それは蒼星石のフリをした雪華綺晶によって捕らえられていたからであって、これは不可抗力。翠星石が後ろめたさを感じる必要はあまり無いと思っていたのです。

 しかし、蒼星石のボディーが大学生のジュン君の元にパーツ単位で届けられるにつれて、翠星石を捕らえる物理的(?)な拘束は減っていったはずです。「巻かなかった世界」における雪華綺晶のボディーを蒼星石のものと翠星石が断定する根拠も、ここに少なからず関係していると思われます。

 このように考えると、翠星石が雪華綺晶の罠から逃げ出せるようになってから、真紅が闘う劇場にたどり着くまでに、ちょっと間がありすぎる気もします。つまり、翠星石は、自由に動けるようになったときに、真紅がいる場所に直行しなかった可能性があるのです。この寄り道こそが翠星石が自責の念を感じる「かなり遅刻」の正体であると考えられます。

 では、翠星石は何故、何処に、寄り道したのでしょうか。寄り道の理由はもう判っています。蒼星石のボディーを雪華綺晶から取り戻すために、契約の指輪を取りに行ったのです。したがって、寄り道の目的地は、蒼星石の指輪がある場所。すなわち、蒼星石の元マスター・「おじじ」こと結菱老人の居場所です。

 実は、バーズ版「Rozen Maiden」のPhase 42(新装版単行本第7巻に収録)において、翠星石は蒼星石の契約の指輪の在処を確認しているのです。
翠星石「そう言えばおじじも…手袋の下の指にまだ契約の指輪が…」
(Phase 42より)
翠星石はその後間もなく、蒼星石のフリをした雪華綺晶によって捕らえられるのですが、以降、蒼星石のボディーのパーツが一つずつ消えていく様子を、何もせずに見続けられるはずがありません。翠星石は、どうにかして雪華綺晶から蒼星石を解放する方法を、涙に濡れながら探し続けていたに違いありません。その結論が、ドールと人間との契約時に働く強制力の利用だったのでしょう。そして、起死回生の作戦を成功させた策士の喜びが、
翠星石「契約の相手は別にいるですよ…」
(TALE 15「対決」より)
のニヤリ顔に集約されている気がしてなりませんw

 さらに細かいことを言うと、結菱老人が、まだ「巻いた世界」の薔薇屋敷にいたのか、それともめぐちゃんのように雪華綺晶の手によってnのフィールドに連れ込まれているのかについては、まだよく判りません。TALE 10「繋がる世界」において、雪華綺晶の「はじまりのお城」でオディール=フォッセーの隣で寝ているのが結菱老人だと思われますので、オディール嬢同様、結菱老人が雪華綺晶によって眠らされているのは間違いないと思います。しかし、精神のみならず肉体をも雪華綺晶に連れされられためぐちゃんは水晶の外にいるので、水晶の中にいる結菱老人の肉体はまだ現実世界にいるのかも知れません。

 蛇足になりますが、前述した翠星石のPhase 42における台詞は、このように続きます。
翠星石「蒼星石との契約破棄を完全に認め合ってないせいだと思うですが…」
(Phase 42より)
これが、雛苺の契約の指輪が「砕けて消え」たのに対して、蒼星石の契約の指輪が無事に残っている理由だと、翠星石は分析しています。もし、アリスゲームがローザミスティカだけの奪い合いなら、敗者の契約の指輪が消えようが残ろうが問題無いと言えるのかも知れませんが、それでもやはりこの違いは気になります。契約の指輪における雛苺と蒼星石の違いを論理的に説明するには、次のような仮説しか思い浮かびません。すなわち、

「蒼星石はまだアリスゲームに負けていない」

ということです。蒼星石がアリスゲームを宣言して闘った相手が翠星石であり、蒼星石がローザミスティカを差し出した相手も翠星石である以上、蒼星石のローザミスティカを翠星石が受け取るまでは、双子のアリスゲームは保留状態にあるとは考えられないでしょうか。

 もしこの仮説が正しければ、蒼星石は、ローザミスティカさえ取り戻せば完全復活出来ることになります。アリスゲームのルール的にも、多分問題無いはず。蒼星石は、バーズ版「Rozen Maiden」では出番が少なかったので、ヤンジャン版「ローゼンメイデン」ではその分も活躍して、そして幸せになってくれることを期待してます♪




















 さらに蛇足。ヤンジャン版「ローゼンメイデン」では今まで(回想シーン以外)全く出番のない金糸雀ですが、中学生のジュン君に届くメールを見る限り、マスターであるみっちゃんが心配している様子が窺えませんので、きっと無事なのでしょう。隠密乙女な金糸雀は、雪華綺晶が「巻かなかった世界」に行っている間に、真紅のオリジナルボディーと雛苺のボディーを取り返すために暗躍しているのだと妄想しています♪
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コメント

う~ん、どうなんでしょうかね~?
既に、発売まで数時間、いや一時間を切っているのであまり大した事をあれこれと言うつもりはありません。

手短にまとめると、自分の思う所では、翠星石が雪華綺晶に捕まるまでには至っておらず、おそらく結菱氏も完全には心が囚われてはいないのではという事です。
雛苺と蒼星石の場合では、ケースが大きく異なる訳ですが、直接体を喰われる事もなくエーテルの海に意識体で漂いつつ、ジュンと出会ったからか徐々に自分を取り戻して行くように思えたので、恐らくは夢の世界を介して翠と何らかのコンタクトが取れる可能性も無きにしも非ず、と空想を膨らませて行くと、実は本当に(互いに明確に意思は届かないまでも)ある種の意思疎通は計れたかも知れません。 …それが、実は大遅刻の原因かも……?

コミックスを全く読み返さずに記憶だけで発言しております、スイマセン。

あ、あと、翠は雪華の拘束は受けていないかとも思っているのですが………
> Verdazuri-Hgさん、
ここへ来て「お父様」の関与が示唆されるなんて…私の考察の大前提が覆された気分ですww

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