スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【修正版】ラプラスの魔と雪華綺晶の関係に関する考察…と呼ぶにはまだ早いメモ書き

【一部追加修正しました】

 あと22時間もすれば、「ローゼンメイデン」のTALE 8を掲載する週刊ヤングジャンプが発売されますね♪ というギリギリのタイミングなのですが、風邪をひいてよく働いてくれない頭で、最近考えていたことを書き起こしてみました。以下、TALE 7までのネタバレを含みますのでご注意下さい。


 TALE 7で一番驚いたのは、「巻かなかった世界」に真紅のスペアボディーを送り込んだ張本人がラプラスの魔だったことです。ラプラスの魔って、アリスゲームの進行を見守る審判役というか、薔薇乙女のどの姉妹にも荷担しない中立な存在だと思っていたものですから。

 しかし、よく考えてみれば、このことは始めから、それも週刊ヤングジャンプでの本連載が始まる前から、予告されていたとも考えられるのです。というのは、3月19日(水)発売の週刊ヤングジャンプ2008年16号に掲載された「少女のつくり方」において、語り手は白い手袋をしている様子が描かれているのですから。もっとも、手袋だけなら結菱老人もしています(Phase 42で翠星石が証言しています)が、言葉遣いから、やっぱりラプラスの魔かな、と。

 さて、ラプラスの魔が中学生のジュン君と真紅だけを贔屓して便宜を図ったのか、というと、決してそんなことはありません。ラプラスの魔は、今度は雪華綺晶のために、大学生のジュン君に「新・少女のつくり方」を送り続けているのですから。悪意に解釈するなら、ラプラスの魔は、大学生のジュン君を利用するために、あえて中学生のジュン君を助けてみせた、とも考えられます。無気力で疑り深い大学生のジュン君でも、並行世界の自分自身による説得には応じるかも知れませんから。もし本当にそんな作戦をラプラスの魔が計画していたのだとしたら、結果は大成功だった訳ですが。

 ローゼンメイデンの「意識が宿るにふさわしい体」を作成するのは、桜田ジュンでなければならない。これは非常に大切なポイントです。これは、既にたくさんの伏線が張られているように、ジュン君は「人形師ローゼン」の生まれ変わり、正当後継者、またはそれらに準ずる存在であると思われるからです。

 例えば、原作のPhase 3において、クマのブーさんのぬいぐるみを修繕することでその魂まで呼び戻したこと。

 例えば、原作のPhase 21において、真紅の右腕を組み直し、水銀燈をして「お父様でもなければ、神業級の職人(マエストロ)でないとできないはず」と言わしめたこと。

 例えば、原作のPhase 28において、幼少時に人形劇のおじさんに出会い、ローゼンとおぼしき人形師(アトリエには真紅と翠星石の姿)の人生を語られ(記憶のダウンロード?)、恐らくはその後、原作ではPhase 27に戻りますが、やはり幼少時に真紅や雛苺の絵を描いていたこと。

 例えば、原作のPhase 29において、nのフィールドでパニック状態(?)になっていた水銀燈が、「お父様」と思い込んで抱きついてきたこと。

 状況証拠だけでもこれだけ揃えば、ジュン君が人形師ローゼンと無関係とはさすがに考えにくいでしょう。さらに、週刊ヤングジャンプでは、中学生のジュン君自身が、このことを少なからず自覚している様子が窺えます。それは、5月22日(木)発売の週刊ヤングジャンプ2008年25号に掲載された「TALE 2」において、
「材質の問題じゃない、誰が作るかなんだ。真紅を戻せる器が作れるのは僕しかいない」
と明言しているからです。それにしても、中学生のジュン君、何という自信家でしょう。雪華綺晶によってnのフィールドに捕らわれたままとは思えない台詞です。もっとも、この台詞はこう続きます:
「だからお前だ。できる。僕ならできる。だからお前もできる。できない事なんか何もない」
つまり、中学生のジュン君は、自信が無さそうな大学生のジュン君を奮い立たせるために、あえて強気を装ってみせた、とも解釈出来ます。それにしては論理的に根拠が薄くて説得力に欠ける気もしますが、それでも、大検に成功した大学生のジュン君にチャレンジ精神を思い出させるには十分だったようです。

 それにしても、最後の一言は強烈です。まるで全能の神のようです。神と言えば全知全能。旧約聖書などでは、全てを知り、全てを能(あた)う、究極の存在を自称しています。後半の「全能」がジュン君≒人形師ローゼンだとしたら、前半の「全知」、これはラプラスの魔に対応します。「ラプラスの魔」とは、物理学者ルネ=ラプラスが提唱した想像上の存在で、手っ取り早く説明すると、「全てを知る存在」です。以前、「お父様=全能の人形師ローゼン+全知の錬金術師ラプラスの魔」とする仮説を唱えていたのですが、今回は別の観点から異なる仮説を立ててみました。ちなみに、「魔」というのは、「démon(デーモン)」に対する訳語であって、いわゆる「精霊」に近いイメージです。いわゆる「悪魔」とはあまり関係がありません。

 さて、ラプラスの魔の格好、何か変ですよね。頭は白兎、首から下は人間なので、変なのは当たり前なのですが、それだけではありません。究極の少女「アリス」を目指すローゼンメイデンのドールズやそのマスターたちを、「鏡」の向こう側に広がるnのフィールドと呼ばれる「不思議の国」に「白兎」が案内する、とここまで揃えばもうルイス=キャロルの名作が意識されていることは疑いようがありません。しかし、「不思議の国のアリス」の冒頭で主人公が追いかける白兎は、テニエルが描いたオリジナル版の挿絵によると、正装はしていても、体はその全てのパーツが兎のままなのです。テニエル版よりも有名と思われるディズニー版でも、服を着ている以外は全身が兎だったと記憶しております。

 何が言いたいかというと、首から下が人間であることに、「不思議の国のアリス」とは異なる、妙な既視感を覚えるのです。最近になってようやく気付いたのですが、その答はエジプト神話にありました。あまり詳しくは知らないのですが、古代エジプトの神々には、首から下は人間と変わらないのに、頭部だけは動物、というパターンが数多く見受けられるのです。例えば、犬(ジャッカル?)の頭を持つ冥界の神アヌビス、水鳥の頭を持つ知恵の神トート、隼の頭を持つ天空の神ホルス、などなど。このホルスが問題です。

 ホルスにまつわる物語によると、王位を継承するまでに色々と大変な目に遭い、一度は片眼を失います。その後、その目は元に戻るのですが、以来、それは「全てを見通す目」となり、現在では「ホルスの目」と呼ばれるようになったのだそうです。…これって、「全てを知る者」に通じる気がしませんか?

 兎と隼の違いはありますが、動物の頭部に、人間の体を持つ存在。そして、全てを見通していたり知っていたりする存在。もしもラプラスの魔がホルスの目とつながるなら、唯一の隻眼ドールである雪華綺晶も無関係とは思えません。ホルスの目は左目で、雪華綺晶のアイホールは右目、という違いはあるのですが。

 ちょっと気になったので、雪華綺晶が初めて登場したPhase 29以降TALE 7までを読み直してみたのですが、雪華綺晶とラプラスの魔が一緒にいる場面が一つも見つからないのです。ラプラスの魔と、雛苺を食べちゃう前の雪華綺晶には、どちらもイメージカラーが「白」で、どちらもnのフィールドから現実世界に出て来ない(出て来れない?)、という共通点を持っていることもあって、一時期、「雪華綺晶=ラプラスの魔」説を唱えそうになったのですが、それはさすがに飛躍しすぎかな、と思い直しました。今ではむしろ、「雪華綺晶が本来持っていた右目≒ラプラスの魔」とか、「ラプラスの魔=雪華綺晶の人工精霊が右目を借りて実体化擬人化した存在」、などと考え始めています。これなら、アニメ版のトロイメント最終話で、ラプラスの魔と雪華綺晶が一緒にいる場面も矛盾しないで済みますし♪

 本当は、「新・少女のつくり方」で完成間近のスペアボディーにおいて、内股に刻まれたナンバーが誰を示していたのか、目撃者・水銀燈の表情から読み取りたかったのですが、もう頭が働きません~ww
スポンサーサイト

この記事のトラックバックURL

http://crystalcroissant.blog20.fc2.com/tb.php/687-5949ed82

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99 / Customized by CrystalCroissant

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。