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水銀燈ファン決起集会レポート(1)松尾監督のこだわり編

 って言うか、既にフェティシズム? 色々と細かいこだわりをうかがいました。一応、コーナーの名前は「かんとく・りえりえのローゼン萌え講座」かなんかだったと思います(既に記憶があやふやになりつつあるので細かいところは間違っているかも知れません、悪しからず御了承下さい)。

(1) 第1話「薔薇水晶」で、図書館で勉強しているジュン君のノートを巴ちゃんが覗き込むシーン。確かに巴ちゃんは可愛いですが、どこにこだわりが? 「ここ」と監督が指した場所は、夏服の短いスカートの裾と、図書館の机の間に見え隠れする巴ちゃんのフトモモ。会場大爆笑。しかし、私たちはまだまだ監督のことを理解出来ていなかったのです。実は、これは松尾監督の指示が伝わらなかったのか、あえてスタッフが無視したのか、とにかく、これは松尾監督の意図した演出ではなかったと言うのです。本当は、巴ちゃんがもっと机に接近していて、直立時にはスカートの裾が机にかかっていて(つまりフトモモは見えない)、屈んだ時にはそのすそがふわっと机から落ちる(最後までフトモモは見えない)、というものだったのだそうです。松尾監督曰く、「見えないのが良いんだよ」。分かります、分かりますよ、監督! 見えそうで見えないものほど想像力を掻き立てるものはありませんものね! 安易に見せ過ぎては安っぽくなってしまうのですよ! ローゼンメイデンの世界には下品なエロティシズムは似合わないのです! 松尾監督万歳!

(2) 第1話「薔薇水晶」で、翠星石に追われてジュン君の部屋のベッドの下に雛苺が隠れているシーン。確かに雛苺は可愛いですが、どこにこだわりが? 「ここ」と監督が指した場所は、恐らくはジュン君が意図的に隠しているであろうベッドの下の「コミックバーズ」。まぁ、原作版ローゼンメイデンが連載されているのはファンなら知っていることですが、この小ネタに気付いていなかった人も含めて会場は大盛り上がり。しかし監督はまたもや我々の想像の斜め上を突っ走ります。実は、何冊か重なっている雑誌のうち、下から二番目だけは背表紙が見えないのです。「これは、ジュン君のエロ本」。なに~っ、そんな裏設定が!? 「グラビア雑誌だから少し厚みが少ない」とか「そういう年頃だから」とか「でも、隠し場所としてはダメだよね」とか「のりは知ってる、知ってて何も言わない」とか「雛苺は分かってない」とか松尾監督しか知り得ない情報ばかり。これぞ「神のみぞ知る」の世界でしょうか。しまいには「隠すならむしろ堂々と本棚に一緒にしまう方が見つかりにくい、今度やってみな」など実体験に基づく(?)貴重なアドバイスを頂いたり。松尾監督万歳!

(3) 第4話「契約」で、翠星石が釣り竿の先に吊るしたアンパン(?)で雛苺を釣りながらジュンがトイレから戻ってくるのを待っているシーン。確かにこのからかってからかわれてのコンビは可愛いですが、どこにこだわりが? 答えはその次の真紅の台詞。「ジュンは最近トイレで雑誌を読んでいるからとても長いわ」。会場大爆発。この順番を決めたのは恐らく司会の藤田さんですが、分かってらっしゃいます、直前があーゆー話でしたから、ね。しかも監督曰く、「真紅は分かってる」。えぇえぇ、どうせ人間のオスは想像以上に下劣ですよ~だ。しかし、ここでもまた私たちはまだまだ監督のことを理解出来ていなかったのです。「違う違う、ジュン君はね、一人で落ち着ける場所が欲しいの、だって、自分の部屋がいつもこんな五月蝿い奴らに占領されてるんだから、トイレが一番落ち着くんだよ」。確かにそうですね、トイレの読書ってなんだか、良いんですよね、男性は全員が監督の味方、言い訳だなんてこれっぽっちも思っちゃいませんよ。しかし今まで困った顔で大爆笑するばかりだった田中理恵さんが監督の隣でさすがに疑惑の表情を向けていました。後になって田中理恵さんも、トイレにこもってゲームするのがお気に入りとか言ってましたので松尾監督の疑惑は晴れたことと存じます。松尾監督万歳!

(4) 第3話「金糸雀」で、金糸雀がトイレから桜田家に侵入しようしたのに、ちょうどそこに通りかかった雛苺と蒼星石から姿を隠したばっかりに、せっかく空いてたトイレの窓が蒼星石によって閉じられてしまうシーン。ここにはどんなえっちぃ要素こだわりが? すると意外にも(失礼)今回は真面目なお話。「雛苺は、真紅がいないところでは真紅の悪口も言ったりする」。なるほど、第1期第3話「水銀燈」で、真紅がトイレのことを知らなかったことを雛苺に看破されていましたっけね。「雛苺はいつも虐げられているから」だとか。

(5) 第7話「茶会」で、金糸雀が真紅たちをぞろぞろ引き連れて帰宅して、電話中のみっちゃんが驚くシーン。そうそう、この後、ファッションショー&撮影会があるんですよね、でどこにこだわりが? 「OL1年生の最初の2ヶ月くらいの初々しい様子を見ると応援したくなるよね」。分かります、分かりますよ、その気持ち! で、急速に俗っぽくなってしまうのですが。「季節的には夏だからちょっと遅いんだけど」でもそういうみっちゃんにしたかったとか。

(6) 第6話「天使」で、メグが病室のベッドで死を賛美するシーン。松尾監督は「電車の隅で文学小説を読んでる幸薄そうな女子高生が好き」とか。

「なんだか俺だけ損してないか!?」松尾監督、それはそうかも知れませんが、私がアニメ版ローゼンメイデンに無性に惹かれる理由がまた一つ明らかになった気がします。…オヤジクサイ?
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コメント

どうも、ローゼンはです。
見事なネタバレ必至の爆裂レポ、ありがとうございます。笑いながら読ませていただきました。(ただ、場所が場所なので笑い声は出せなかったのですが)・・・なるほどなるほど、そ~~だったのかぁ~~~?(色んなタイプの笑い)

(まだ全然アニメ観てないヤツが何言ってんだか(爆) )

あと、水銀ぽん ver. 1.0 のことですが・・・ 「知らん、アンタが自分で決めろ」とのコメントを返させていただきます(そんな金、「・・・」 ・・・コメントに非常に困りますって(大量汗) )。

それでは
松尾監督
解りやすい記事ありがとうございますw
風邪が治ってなによりですw

松尾監督って下ネタ好きなんですねw
理恵さんナイスフォローですw

っというか真紅が家に来た時トイレの事も知らなかったのに・・・
よほど勉強したんでしょうねw
(↑どんな勉強だよw)
Verdazuri-Hgさん、
>自分で決めろ
うふふ、御意見至極御尤もで御座います。Verdazuri-Hgさんはどんな変なコメントにも真面目に答えて下さるから嬉しいです♪

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