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ローゼンメイデンとローゼンクロイツ・その1【修正済】 (BlogPet)

弓月水晶は
水銀燈は、原作のPhase29で「ローザミスティカは意志をもった魂の作中ら」であると証言しています。
とか思ってたらしいの。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「らぷらす」が書きました。
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ローゼンメイデンとローゼンクロイツ・その3、またはアリスゲームの正体に関する1つの仮説

(真紅命さん、リクエストありがとうございました~♪)

 前回、ローゼンメイデンシリーズのドールズが、錬金術師と人形師との共同作業による作品であるとの仮説を展開させて頂いたのですが、この先はさらに暴走してます。そもそもが、ローゼンメイデンという作品も、魔術から科学への橋渡しをした錬金術も、一種のファンタジーであり、それを現実の史実に照らし合わせるという論法は、我ながらかなり乱暴であるというのに、今回のはさらにかなり多くの仮定に基づいた結論ですので、間違っている確率が高いです。というわけで軽~く読み流して頂けると幸いです。(要するにあまり自信がないのです♪)

 さて、もう1つ残っている謎。やっとの思いで生成したローザミスティカを、何故わざわざ7つの欠片に分け、7体もの小さな人形に命を吹き込んだのでしょうか。以前にも考察したとおり、ローザミスティカを全部丸のまま使えば、1体の等身大の人形を造れたでしょうに。確かに、様々なタイプの美少女に囲まれたり囲ったりするのは男の夢(♪)ですが、亡き愛娘を求めた続けたデカルトも(実話)、妻に裏切られたカリオストロ伯爵も(実話)、たった一人の特別な、そして理想的で完璧な女性を、望んでいたのではないかと思うのです。

 雪華綺晶の説明によると(原作のPhase 34)、人形師ローゼンは第6ドール・雛苺に不満が残ったために第7ドール・雪華綺晶を「実体を持たない人形」として造りました。このことから、7体のドールズは人形師ローゼンの試行錯誤によって1体ずつ造られた様子がうかがえます(厳密には翠星石と蒼星石だけは「同時」に造られたと考えられます)。

 また、真紅の説明によると(原作のPhase 13)、人形師ローゼンは次々とドールズを造ったものの、「ついには7体作ってもダメだった」から「悲嘆に暮れて姿を消し」ました。何故「7体」なのでしょうか。第7ドール・雪華綺晶でもアリスに届かなかったとしても、第8ドール作りを諦める理由があるとすれば、それは、新しいアイデアの枯渇ではなく、絶対に必要な材料を使い切ってしまったからだと思われます。

 即ち、「先ず7体のドールズがあって、それからローザミスティカを7つの欠片に分けた」のではなく、「先ずローザミスティカが7つの欠片に分けられ、それから7体のドールズを作った」のだと結論出来ると思います。

 結局、ローザミスティカが7つの欠片に分けられた理由が事故だったのか、または過去に考察したように「7つの美徳」になぞらえた意図的な狙いがあったのか、ここではこれ以上のことは分かりませんので先に進みます。

 人形師と錬金術が協力して生み出した7体の薔薇乙女全てがアリスに届かないままにローザミスティカを全て使い切ってしまったという「大失敗」に終わったとき、両者は決別したのではないかと想像します。人形に愛情を注ぐ人形師なら、たとえ生み出した娘たちが不完全であっても、長い年月の間に数多くのマスターと触れ合うことで究極の少女に近付くまで成長することを望むでしょうが、その一方で、ローザミスティカの生成に心血を注いだ錬金術師なら、貴重なローザミスティカを不完全な人形達から回収して、より完璧な別の人形で人工人間製作実験を続行したいと望むであろうからです。

 錬金術師にとって幸運なことに、第7ドール雪華綺晶を造った時点で人形師は既に「幻」(恐らくは魂だけの存在、もしくはnのフィールドに取り込まれた存在?)になっており(原作のPhase 34)、薔薇乙女たちとは連絡が取れない状態にありました。したがって、錬金術師は人形師の代弁者を装い、薔薇乙女たちに対して情報操作を簡単に行うことが出来た筈です。つまり、「仲良く殺し合って、全てのローザミスティカを集めたら、その生き残った唯一のドールはアリスへと孵化出来て、大好きなお父様に再会できますよ」、と。

 長い長い努力の結晶であるローザミスティカを提供したラプラスの魔が、薔薇乙女たちの全てが失敗作であったことで裏切られたと感じ、その復讐心が彼女らに対する嗜虐的衝動を生んだなら、この悪趣味なアリスゲームは実はラプラスの魔自身が観戦を楽しむ為の壮大なる遊戯なのかも知れません。しかし、こんな非建設的で、不健康で、何より不確定な遊びに、天才的錬金術師が長い年月にわたって興じるとも思えません。

 大体、ラプラスの魔の目的がが単にローザミスティカの回収だけなら、7体の薔薇乙女を自分で殺して回れば良いのです。それをせず、「7人の薔薇乙女が一斉に目覚め」、さらに姉妹同士で殺し合うバトルロイヤルを始める気になるのを待っていたのなら、それなりの理由があるはずです。

 ここで、先程の謎に戻ります。理由はどうあれ7つの欠片に分けられたローザミスティカを元の1つに戻す術を、人形師はもちろんのこと錬金術師も知らなかったのではないでしょうか。知っていたなら、7つの欠片に分かれたローザミスティカを、最初から元に戻していたでしょうから。しかし、何故か薔薇乙女たちにはそれが出来ます。原作のPhase 9で真紅がはっきりと証言しているのです。
真紅「1/7の欠片は1戻さなければならない、だから私たちは戦うの」
原理は不明ですが、薔薇乙女たちのアリスゲームこそが、7つの欠片に分かれたローザミスティカを元の1つに戻す唯一の方法だと考えられるのです。そしてこれなら、錬金術師・ラプラスの魔が数十年、またはそれ以上の長きにわたって待ち続ける価値がある筈です。

 水銀燈は、原作のPhase 29で「ローザミスティカは意志をもった魂のかけら」であると証言しています。いまさらながら考えてみれば、1人の薔薇乙女の中に2つのローザミスティカが別々に存在していたら、それは人間にとっての二重人格者に近いのではないでしょうか。しかし、蒼星石のローザミスティカを入手しても、水銀燈は水銀燈のままです。また、雛苺のローザミスティカを受け入れた真紅にも変わった様子はありません。何を言いたいかというと、水銀燈と真紅のそれぞれの体内では、2つのローザミスティカが融合している可能性があると思われるのです。

 つまり、薔薇乙女のローザミスティカは、姉妹から受け取ったローザミスティカと融合し、その繰り返しで、7つの欠片全てを集めた薔薇乙女の体内には、生成時と同じ大きさのローザミスティカ1つに戻っている、という具合です。

 水銀燈が横から奪ったローザミスティカを、元の持ち主である蒼星石は翠星石に譲りたいと考えていました。水銀燈が言うように、蒼星石のローザミスティカに拒まれているから何時まで経っても翼が直らない、という解釈も間違ってはいないと思いますが、もしかすると水銀燈の体内ではローザミスティカの欠片同士の融合が不完全で、それが原因なのではないでしょうか。

 また、真紅はくどいくらいにその意思を確認した上で雛苺のローザミスティカを受け入れました。その結果、真紅には特に副作用は現れていないようです。真紅の体内ではローザミスティカが綺麗に融合したものと思われます。

 では、ラプラスの魔が望むとおりにアリスゲームが進み、最後の1体の薔薇乙女が全てのローザミスティカを集め、融合に成功し、元の1つのローザミスティカが甦ったら、それで「究極の少女・アリス」になれるのでしょうか? 錬金術師の立場から言えば、少なくとも神業級の職人である人形師・ローゼンが作った完全なる人形に、完全なるローザミスティカが合わさっているのですから、当初の究極の人工人間の条件は揃っている事になります。それが人形師・ローゼンにとっての究極の少女かどうかは分かりませんし、なによりアリスゲームを制した薔薇乙女本人が納得するかどうかも大いに疑問です。せめて、錬金術師・ラプラスの魔にとっての究極の少女に惹かれて、人形師・ローゼンが姿を現し、生き残った最後の薔薇乙女との再会を実現して欲しいものです。ラプラスの魔が、甦った完全なローザミスティカだけ回収して、折角生き残った薔薇乙女まで捨てでもしたら…なんて考えたくもありません。

 以上の仮説をまとめると、
・ローザミスティカが7つの欠片に分かれた原因は一切不明ですが、その数に合わせて薔薇乙女たちが作られた。
・ローゼンメイデンシリーズのドールズには、7つの欠片に分かれたローザミスティカを、お互いに奪い合い自分の体内に取り込むことで、欠片同士を融合させる機能が備わっているが、その原理は一切不明。
・アリスゲームとは、ラプラスの魔がローザミスティカの欠片を元に戻すことを目的に、薔薇乙女たちに行わせているバトルロイヤル。
・アリスゲームの勝者は、ローザミスティカを割れる前の状態に戻すことは出来ても、人形師・ローゼンに再会出来る保証は無い。

 以上、かなりぶっ飛んだトンデモ仮説になってしまいましたが、アリスゲームの正体について1つの可能性を提示させて頂きました。ただし、この設定は、アニメ版には適用出来ません。水銀燈が倒れた際、水銀燈と蒼星石のローザミスティカは融合しておらず2つのままで、しかもそれぞれ真紅と薔薇水晶に向かって行ったからです。原作版とアニメ版は別物として捉えるべきなのですが、こういった根本的な設定が食い違うのは残念な気がします。つまり、間違っているかも知れない、と(言い訳)。しかし、最後にラプラスの魔が蒼星石と雛苺のものと思われる2つのローザミスティカを手にしていた場面は、彼の目的が2/7まで達成されたことを暗示しているような気もするのです。

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