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kukuiさんの「アルカナ」の歌詞の意味について

 ローゼンメイデン・トロイメントのED「光の螺旋律」のCDに収録されている「アルカナ」には、歌詞カードに書かれていない歌詞があります。とは言っても、たったの6文字、
「キ・リ・エ キ・リ・エ」
という全く意味不明な音節の連続で、意味があるのかどうかも深く考えていなかったのですが。いや、正直なところ、無理やりフランス語での解釈を試みたら、
“Qui riait?”=「誰が笑っていた?」
とか、
“Qui liait?”=「誰が繋いでいた?」
とかになってしまい、ますます不可解になるので諦めていたのです。しかしこの度偶然にも、それっぽい情報が見つかりましたのでご紹介します。

http://www.asahi-net.or.jp/~ez3k-msym/kyrie.htm(massangeanaさん、誠に勝手ながらリンクを張らせて頂きました)
↑こちらに、これ以上無い程に詳しく説明されていて、失礼ながら私の興味がある部分だけ抜粋させて頂きますと、「キリエ」とはギリシャ語で「主」を意味する言葉なのだそうです。つまり、「アルカナ」は、平たく言ってしまえば、「神様~」と呼びかける歌なのですね。

 ここで、ローゼンメイデンとしての解釈を加えますと、ドールズにとっての「神様」とは即ち「創造主」であり、つまりは生みの親である「お父様」を意味します。

 さらに、蛇足ながら、タイトルの「アルカナ」の意味を考察してみます。
 一般的に「アルカナ」と言えばタロットカードのことで、特に「魔術師」、「隠者」、「星」、「教皇」、「戦車」、「愚者」などの特殊な絵札を「大アルカナ」と呼ぶのですが、「アルカナ」=“Arcana”とは本来は「神秘そのもの、または神秘的な何か」を意味するラテン語の単語(複数形)です。
 ローゼンメイデンにおいて「神秘」と言えば、イタリア語で「神秘的な薔薇」を意味する「ローザミスティカ」=“Rosa mistica”です。そして、この歌詞の元ネタ(?)と思しきミサ曲では「キリエ(=主よ)」の後に「エレイゾン(=憐れみ給え)」と続くそうです。

 したがって、この曲は「ローザミスティカの力によって生きる人形であるローゼンメイデンシリーズのドールズが、お父様に慈悲を請う歌」なのではないかと考えられるのです。

 以上の仮説を検討するために、作中で「アルカナ」が流れる場面を探したところ、第8話「人形師」で見学中のジュン君に槐が人形の頭部を見せて「これは失敗作だけどね」と説明するシーンを見つけました(他にもあるかも知れません)。その後、ハンマーで砕かれてしまう運命であることを考えると、失敗作とされた人形がまさしく「慈悲を請う」心境であろう事は想像に難くありません。もちろん、失敗作ではない薔薇乙女達にとっても、特に真紅や翠星石は、なんとか「お父様」の慈悲にすがってアリスゲームによって姉妹が「迷子になる」ことを止めて欲しいはず。そんな心境がテーマの曲なのではないかと思いました。
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